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QRedit demo
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「みんなの翻訳」は情報通信研究機構言語翻訳グループ東京大学図書館情報学研究室による共同プロジェクトであり、三省堂国立情報学研究所連想情報学研究開発センターが開発に協力しています。三省堂には「グランドコンサイス英和辞典(36万項目収録)」の使用を許可していただきました。

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「みんなの翻訳」
高機能エディタ「QRedit」は
私にはこんなに役立った!

翻訳をするときに欠かせないのが、辞書を引くという作業ですよね。読むだけなら辞書なしで全然OKな文章でも、いざ翻訳をするとなると辞書なしでは無理です。動植物や化学物質の名前、政府機関や団体の名称などは、英文をただ「読む」だけなら「正しい訳語」は知らなくてもいいんですが、「翻訳する」となると話は別です。でも、本筋から見ればどうでもいいところに限って、「訳語」を調べるのに手間と時間がかかったりするんですよね。辞書を引いても載ってなくて、結局ネットで調べたりとか。肝心の翻訳がなかなか進みません。地名や人名はいちいちカタカナ表記を調べなければなりませんし。

そういう「訳語探し」の手間って何とかならないのかと……

例えば“Lieutenant Colonel John Smith, commander of 2nd Battalion, 7th Cavalry Regiment told the reporters that …” のthat節が重要で、そこを早く日本語にしたいときに、Lieutenant Colonelが「何佐」なのかを確認するために辞書を引く時間は、たとえそれが5秒であっても、とても長く感じられます。下読みしたときにthat節でいい日本語が思い浮かんだのに、忘れてしまう。

私の語彙力が残念なだけなんですが……


language variety on cadbury's chocこのような経験は、翻訳という作業をしたことがあれば、誰もがもっているでしょう。この「辞書引き」という事務的な作業が「書く」という作業に食い込んでくる度合いは、少なければ少ないほど望ましいものです。単純なものなら語彙を増やすことで対応できますが、専門用語で定訳がある場合などは、ボキャビルで対応するにも限度がありますし、意味が文脈に依存する語は、自分がよく知らない分野で使われている場合には「意味」がわからない、ということがあります。ラテン語、フランス語などからの「借用語」もよく出てきますし、あるいは「意味」はわかるのにどういう日本語をあてれば最も適切であるのかがすぐには思いつかないといったことも、翻訳という作業では頻繁にあります。そして、そういうことがあると、その都度辞書を参照することが必須です。

今のように、パソコンで辞書を参照できるようになってからは、紙の辞書しかなかった頃に比べれば辞書引きの手間と時間は大幅に軽減されてはいますが、それでも、辞書を参照するには、翻訳文書の入力に使うソフト(ワープロ、テキストエディタ)とは別に辞書ソフトを立ち上げたり、ブラウザを立ち上げてオンライン辞書にアクセスしたりしなければなりません。ローカルな環境で、ワープロから単語のダブルクリックで辞書を起動、という設定をすることもできますが、そのパソコンが手元にないときにはローカルでパーソナライズした環境は使えません。

そこで「QRedit」!

そこで、「みんなの翻訳」で提供されている「QRedit」の出番です。QReditは原文表示ウィンドウと翻訳文作成ウィンドウの2つの画面が同時に参照できる2ペインのテキストエディタで、クリックでポップアップする辞書がついています。

この高機能エディタを使えば、ソフトをあれこれ立ち上げる必要なく、ブラウザとネットの回線さえあればいつでもどこでも、原文と翻訳文を並べて表示しながら辞書を引いて、訳文の作成ができます。辞書は三省堂「グランドコンサイス英和辞典」(36万語収録)をはじめ、複数の辞書が内蔵されています。

また、ユーザーが登録した用語を公開して全体で共有する設定にしてあったり、ウィキペディア日本語版の項目名が表示されたりもするので、地名、人名などのカタカナ表記も簡単に調べられます。

自分の用語の登録もできます!

また、辞書に収録されていない新しい用語や固有名詞などがある場合、「みんなの翻訳」の登録ユーザーなら、自分で用語登録して、上記の各辞書と同じようにポップアップさせ、訳語をマウスをクリックして翻訳文作成ウィンドウに貼り付けることができます。自分が登録した用語は、他のユーザーと共有するかしないか(公開・非公開)が選択できます。「みんなの翻訳」では翻訳者グループの設定もできますので、用語集をメンバーで共有すればひとつのプロジェクト内の訳語統一にも役立ちます。

QReditが内蔵しているのは、実は「訳語」提示機能だけじゃない!

QRedit「QRedit」にはまた、ポップアップ辞書で表示させた語について、1度か2度のクリックで辞書やウィキペディアのページに飛べる機能もあります。新たなウィンドウやタブを自分で開いて検索窓に検索ワードを打ち込んで……という手間をカットしてくれます。ためしに、ポップアップ辞書の上部にある、P (paste), L (look-up), S (search), R (register) のLをクリックした状態で、「Wi」のところをクリックしてみてください。バックグラウンドに自動的にウィンドウが開いて、リンクのクリックだけでウィキペディアのページに行けるようになっています。

QReditを使うようになってから、Lieutenant Colonelだろうが何だろうが、瞬間的に「訳語」が得られるようになって助かってます。作業がサクサク進むようになりました。

語彙力が貧弱な私の場合、作業効率は20パーセントくらいアップしたと思います。イライラが減って、集中力が続くようになりました。


QReditを使ってみよう!

というわけで、「訳語探し」の手間を減らしたいと思っている翻訳者のみなさん、一度QReditを使ってみてください。

QReditは、「みんなの翻訳」にユーザー登録しなくても試用はできますが(右のボタンからどうぞ)、ユーザー登録すればサイト上に文書を保存して管理できます。

下記のデモ動画もご参考にどうぞ。

QRedit デモ動画「基本編 (1) ---翻訳文書の作成」(4分ほど)





QRedit デモ動画「基本編 (2) ---もうひとつの起動方法と文書の保存」

「みんなの翻訳」は、辞書内蔵の高機能なテキストエディタ「QRedit」を使って翻訳文書の作成ができるサイトです。

「QRedit」で作った翻訳文書は、「みんなの翻訳」で保存したり、公開したりできます。


作成した訳文を保存&ファイリング

QReditを使って作成した文書はローカルに保存することもできますが、「みんなの翻訳」にユーザー登録すると自分専用の保存スペースがもらえるので、サイト上に保存できます。登録して「ログイン」すると、自分が作成した文書が「自分の文書」というキャビネットで一覧できます。キャビネットの中はフォルダで整理することができます。 【続きを読む】


作成した訳文を公開

QReditと「みんなの翻訳」は、他人に公開せずに使うこともできますが、Creative Commonsライセンスで原文著者が翻訳と公開を許諾している場合や著作権が失効している場合、またあなたが原文著者から翻訳と公開の許可をもらっている場合などは、サイト上で文書を公開できます。 【続きを読む】


作成した訳文を公開
翻訳をしていてわからないことがでてきたら、「質問」の機能を使って他のユーザーに訊いてみましょう。「みんなの翻訳」には、それぞれに得意分野を持った翻訳者が集まっています。【続きを読む】

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