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‘Does your mother know?’ Agency, risk and morality in the online lives of young women in Mumbai / Manjima Bhattacharjya and Maya Ganesh
http://www.genderit.org/en/index.shtml?w=a&x=96458
kyo kyo     最終更新:2016-06-22 13:30:52    PDF


2010年3月30日火曜日、Manjima BhattacharjyaMaya Ganesh[APC女性のネットワーキング・サポート・プログラム]

APCのEroTICsプロジェクトのインドでの協力者であるManjima BhattacharjyaとMaya GaneshはスウェーデンのポップグループであるABBAを喚起する詞で、話を始める。「 And I can chat with you baby/ Flirt a little , maybe/ But does your mother know that you’re out? (可愛い君とおしゃべりはできるよ。ちょっといちゃつくことも。だけど、出かけていることを君のお母さんは知っているの?)」この記事は、インドでインターネットの利用率が最も高い都市であるムンバイでの、デジタル・ネイティブの中流階級の女性についてのものであり、現在進行中のEroTICs研究プロジェクトのために集められたインタビューと調査データから得られた彼女たちのオンライン生活に関する最初の印象についてのものである。

And I can chat with you baby/ Flirt a little, maybe/

But does your mother know that you're out?(Abba, 1979)

ヤングアダルト(i)は、インドでインターネットを利用した経験のある約5700万人(ii)の3分の1以上を構成しており、急速に増大しているインターネット利用者層でもある。最近の学術文書はこの集団を「デジタル・ネイティブ」と表現している。それら「...インターネット技術の出現により著しい影響を受け、日常の活動の中心をデジタル技術と共に育っている新興の世界人口...」(Shah& Abraham 2009: 7)は、1990年代の経済の自由化によって可能になった。

この記事は、インドでインターネットの利用率が最も高い都市であるムンバイでの、デジタル・ネイティブの中流階級の女性についてのものであり、現在進行中のEROTICSインド研究プロジェクト(iii)のために集められたインタビューと調査データから得られた彼女たちのオンライン生活についての最初の印象を記したものである。

オンラインでのセクシュアリティを調査する

この人口統計学上の女性たちはこの国において独特の存在である。その世代にとってインターネットは今や当然のもので、生活の日常の一部(「歯を磨くことのようなもの」(iv))であり、ある種の依存に近くなっている(「オンラインにつながりたくなくても、そうしないといけない、呼ばれているみたい」)。

大学に行っている女性への私たちの調査(v)は、最もよく行われるオンライン活動としてソーシャル・ネットワーキング・サイト(SNS)の使用が電子メールを上回ったことを明らかにする。その他によく行われている活動は、電子メールとチャット、「ジェネラル・サーフィング」、仕事や課題のための情報検索、音楽を聞くことやダウンロードすることなどである。インターネットは自宅や大学、インターネットカフェで、パソコンやラップトップ、携帯電話を通じて1日にいつでも(調査対象の半分近くは、インターネット活動を好んで行う時間として「夜」を選んでいたが)アクセスされる。

セクシュアリティとつながり、親交は、インターネットでの若い女性の生活の重要な側面を形成する。それは、オンラインポルノにアクセスするというのではなく、SNSとチャットを通じてである。SNSでつながることは仲間に入るために不可欠であり(「今ではみんなFacebookに入っているから、もし入っていなかったら社会的烙印になる」)、多くの人がこれらのサイト上に14歳や15歳のときからプロフィールをもっており、人気によって一つのSNSからほかのものへと移動している(「前はOrkutに入っていたけど今はみんなFBに入っていて、それに、ゲームがたくさんあるの」)。

これらのプロフィールは最初、余暇や楽しみのために、友人や家族と連絡を取ったり、ゲームをしたりするものだったが、インタビューでの話は、若い女性が熱中しているものの多くは2つの重要な領域にあると示している:SNSで「hot」な写真を見せることと、知り合いや見知らぬ男性といちゃつくようなチャットをすることである。

オンラインの表現をコントロールする

流行りのオンラインの楽しみは自分自身を「sexy」----「good」から「attractive」や「hot」までの連続を表す包括的な言葉----に表現する可能性である。これらの女性はグローバリゼーションとコンシューマリズムに動かされた高度なイメージ文化の中で成人しており、そこでは、「女性がsexyであることはそれほど正当な(あるいは賞賛される)ことではなかった」(Phadke 2005:68)。様々な服装での個人的なスタイルの自らの写真は、色っぽさと自己表現の語彙を生み出す。以下は一例である:

だけど、他のこと(インターネット)は女性にとって刺激的だと思う。私も同じように、セクシーな写真をアップロードすることはすごく刺激的で、好き。気分を良くしてくれる。写真の中で自分がhotに見えるって気づいた。写真へのコメントの大体は、私の見た目についての気分を良くして、自己イメージが高くなった。アップしたある写真ではワンピースを着ていて、あるものはスリムフィット(ジーンズ)で、自分がすごくセクシーでhotに見えるって知ってた。それから他の人たち、特に男の人がそれにコメントしたら、気分が良くなる。(Unnati(vi)、21歳)

自分の写真やコメントをアップするのは好き。いちゃつきたい男の人たちは何かの写真にコメントを書く。FBにアップした一番セクシーな写真はタオルを着た写真! 60件のコメントをもらった。姉が写真を撮って私がアップロードして、姉は本当に魅力的に見えると言って私を励ました。あんまり多いから1週間後に取り下げた。(Shuchi、24歳)

同様に、SNSでのチャット機能は匿名で話をする機会を提供し、友達付き合いから気軽な戯れ、デート、サイバーセックスまで、一連のオンライン行動へと関わる様々な自己の形を作り出す。

Zapakのようなゲームサイトでも、プレイしている誰かとチャットすることができる。たまにチャットボックスが表示されて、誰かがASL(年齢・性別・場所)を尋ねる......たいてい相手はあなたとおしゃべりしたいと思っている男性で、知らない相手かもしれないけど、それが面白いの。いつも本当のことを話すわけじゃないわ。DP(表示されているプロフィール画像)が可愛かったり、面白そうな人とかちゃんとした人だったら、話をするし、いちゃつくこともある。実際、いちゃついてる時間は多い! たいていは本当の年齢と性別を話してる。18歳の女性って言うとたくさん注目される。だけど場所は嘘を教えてる。16歳のときはもっと面白かった。私が「花の16歳」ってよく言ってたから、みんなそれを気に入ってたの。この数年ずっとチャットしてきた。(Punita、18歳)

しょっちゅう男の人たちとチャットしてる。注目されるようなhotなDPだったら、こう聞かれるの「ブラインドデートに来ない?」って。こういうサイトは基本的にはデートしたりガールフレンドをつくったりするサイト。知らない人で共通の友達もいなかったら、普通は個人的なことは話さない。それでいいと思う。危険じゃない。面白いの!!!(笑)チャットはいつも打ち解けた会話。男の人が最初に聞く質問は独身かどうか。それから、他の個人的な質問に移るの。次にオンラインに来たときには、いちゃついてくる。ほら、こんなふうに言うの「うわあ、君のその写真、素敵だ。その服、本当にhotだね。長い髪が好きだな。笑顔もいいね......!」それはともかく、その人たちと会うことはないわ。ただ話をして、チャオ、バーイっていうの。あんまりひどくなったら、その人をブロックすればいいだけ。(Shuchi、24歳)

驚くほどインターネットはこのようなユーザーにその作用を活用する機会を与えているように思える。フェミニストの視点から見ると、セクシーな写真やおしゃべりは女性に動きやすさの感覚を与えている。その感覚は、街中や仕事場、大学において身につけることのできるものや話すことのできる相手に関して若い女性が直面する制限のことを考えるなら、オフラインの世界に必ずしも存在するとは限らないものである。女性たちはインターネットを使ってこれらの制限の限界を試しているように見える。同様に、おしゃべりは女性たちが家族や社会による制約的な視線の及ばないところで男性と会うことやパートナーを見つけることを可能にする。

女性は「現実の」公共空間----圧倒的な恐怖を与え、セクシャルハラスメントの脅威に満ちている場所であり、そこでは監視の下で煩わしいぶしつけな視線や困惑させる男性の凝視をうまく切り抜けなければならない----を回避することができ、滞りなくオンラインの「公共」空間に入り、着たいものを着て、やりたいときはいつでも(特に夜、女性にとって移動が制限されている時間)、望む通りのやり方で自らを安全に表現することができる。しかしここにも危険はあり、それが語られた話の下にある2つ目の有力な筋である。

危害に対処する

オンラインの害悪は実際に存在しており(vii)、私達が話をした若い女性たちもよくわかっている。写真の操作から、電子メール・アカウントやSNSプロフィールのハッキング、チャットルームで望まない注目を受けることや無視し続けているにもかかわらずフレンドリクエストを送ってくる男性からいつまでも気を向けられることまで。

しかしながら、若い女性がそれ以上に心配している危険はオフラインからオンラインの世界へと手を伸ばしているものである。インドの多くの女性にとって家族の名誉が重要な概念であることを考慮すると、「お母さんは君が出かけていることを知っている」という考えはぞっとするものとなる。オフラインの世界を考えると、若い女性は婚姻前のデートやセックスについて社会的規範の管理下に置かれ続けており、結婚するまでは処女であり、「よい」状態のままであることを期待される(たとえ伝統的な「セックス」や「デート」の定義がバーチャルの世界ではいくらか崩れているとしても)。

女性に対する暴力に関する既存のインドの法律(viii)に従うと、加害者は家庭内ではめったに敵とはみなされない。インターネットの危険にまつわる言説は、オンラインの捕食者である見知らぬ人々を中心にして繰り広げられている(Bianco and Mareno 2008)。しかし、女性の知り合い、ときには親密な人々による侵入や不作為についてはどうだろうか?

家族の一員やボーイフレンド、オンラインでの活動を家族や知り合いに伝えることができる他の人々から告げ口をされるかもしれないという可能性によって、「誰かが気づいた」ときの罰への恐れから、恐怖は生じる。これらは、そのような親しい人々からもたらされるようだ。

できることなら、私の本当にセクシーな写真を上げたい。ボーイフレンドは他の人にこういう写真を見せるのが好きじゃない......彼は全部持ってるけど私がその写真を上げるのは嫌なの。品がよくないって思ってる。いい感じに見えるような写真は上げてるけど、本当にセクシーなのは上げてない。ボーイフレンドが見つけるかもしれないから。(Unnati、21歳)

私のPCは今ダメになってるから、他の人とラップトップを共有しないといけない。だから今はもっと注意深くならないと。だって、bada bhaiya(「ビッグ・ブラザー」。一緒に住んでいる彼女の28歳のいとこを指す)はいつも私がやっていることを見ているし探りだそうとしていて、それで私の両親に文句を言うことができるから。いまいましい盗聴だわ。(Punita、18歳)

インターネットでの最悪の経験はあの男が付きまとってきたとき。好きじゃなかった。絶対たくさんの女の子に起きていることだと思うし、私のときよりも悪いケースだってあると思う。現実に何ができるのかわからない。たぶん、家族に伝えるべきで、家族が助けてくれるはず、だけど、それも家族による。インターネットとチャットをするのをやめるように言われるだけかもしれない。それなら、黙っておいて自分でなんとかしたほうがずっといい。(Unnati、21歳)

だが、見知らぬ人々や親しい人々から受けるかもしれない危害に対処する方法を女性たちは見つけている。彼女たちは、嫌がらせに対処することを含む、日常的な「オンラインのアイデンティティ管理」として、少なくとも2つのデジタルプロフィール----一つは家族用、もう一つは友人用----を持つことになれている。そして、UnnatiはFacebookにセクシーな写真を投稿させたがらないボーイフレンドをうまくごまかそうとしている:「彼はFacebookでは私のフレンドになっていないの。Facebookでは私の家族がいるから、知られたくないって彼には話した。そういうわけで、彼はいないの」。

彼女たちは危険を認識しているが、自らを守る方法があることも知っている。

私の偽のプロフィールを誰かが作ったとき...それってすごい嫌がらせ。いつもはこういうことは気にしたりしないけど、知らない男の人から電話がかかってきて、いくらだって聞かれるのは、気分が悪い。私を直接知っている、(私が住んでいる)この地域の誰かだって強く感じてる。念のため、IDは安全に保管するべき。望まないユーザーはブロックすること。誰かれ構わずフレンドにしないこと。チャットでは本当の名前は使ってない。(Punita、18歳

FBやOrkutにあるプライバシーの設定を使っている。DPをロックしてる。hotな写真のときもたまに。知らない人とフレンドになったらだめ。チャットで本当のIDを教えてはいけない。年齢や場所も教えるべきじゃない。勇気があって、危険な感じがしないなら、大丈夫。私はとっても幸せ。それなしなんて想像できない。それがなかったら人生はずっと退屈になる。ただ勉強、勉強、勉強。(Unnati、21歳)

今では女の子たちはポルノも見るし、チャットもするし、ダウンロードもしてる。男の人たちが制限を越えるのは女の子よりももっと必死。インターネット上には男の人にとっての自由があるけど、女の子たちはどこで止まるべきか分かってる。どこまでが限界なのかはっきり分かってる限り、インターネットには何の問題もない。(Shuchi、24歳)

だが、最終的に、これらが示すような若い女性が経験している作用は、インドの文化と最も重要な事柄である恥と名誉の観念に関わる懸念とともに、道徳的な世界によって調整され続けている。

若い女性たちはセクシーに見えることについての境界線を内面化してきた。その境界を超えると、烙印や制約という結果になる。この証拠はインタビューの中でごく普通に立ちあがって来た。写真が「セクシーすぎる」と見なされたときやチャットが「行き過ぎた」とき、「あなた自身のため」だという理由を挙げられて、若い女性たちはチャットをやめて写真を削除するよう忠告される。最終的に女性がオンラインで行なっていることを統制しているのはこの不合理である。

インターネット政策と生の現実:隔たりを狭める必要

インドのインターネット政策、とりわけコンテンツ規制に関するものに照らし合わせてこの研究を見ると、いくつかの疑問が生じる。インドでのインターネット規制に対する現在の取り組みは、国家統制を増強する広範囲に及ぶ曖昧で指示的な措置へと向かう傾向がある。

例えば、国家安全保障にまつわる懸念や「インドの主権と完全性の利益」は、中傷的であったり世間体や道徳に反していたり、法廷侮辱に等しいと見なされ得る情報へのアクセスを制御しようとする(ix)。そのような情報の利用は「サイバーテロリズム」と見なされ得る。

政府の不安は性道徳とインドの文化的価値観にもついてまわる。インターネットは根本的に異なったメディアであるが、それを取り締まる従来のアプローチは、映画やラジオ、テレビ、広告のような古いメディアが取り締まられてきたやり方を思い起こさせるものであり、国民や国家、国の文化についての特定の考えを保持することに重点を置いている。インドの映画におけるキスの禁止や印刷メディアと電子メディアにおける性的描写に対する厳しい規則、その初期においてテレビを通して「猥褻」を明確に定義することができなかったことや「大衆」の「発展」に重点を置いていたことは、このことに関するほんの数例である。

この何年間かのうちに、インターネット規制に関してインド政府によるいくつかの注目に値する法令がある:Savita Bhabhi(x)というポルノ漫画サイトの遮断;サイバー・カフェ利用者のさらなる審査とサイバー・カフェ内部のセキュリティ対策の強化;既存の情報技術(IT)法(xi)の修正、具体的にはサイバー・セキュリティに対処する方策が含まれている(xii);ごく最近では、オンラインポルノの完全な禁止を求めるインドの最高裁判所長官からの呼びかけ(xiii)。

これらの動きは、最大かつ急速に増大しているインターネット利用者層の主要な関心事を映しだしてはいない(xiv)。私たちの調査でインタビューを行ったほとんどの若い女性はSavita Bhabhiを見たことがなく、ポルノグラフィーに関心はなく、それがオンラインの害を構成しているとは考えていなかった。調査した若い男女の67%もの多くはIT法について聞いたことすらなかった。

彼女たちが信じているのは、インターネットは自由な空間であり、若者にとっての不可欠な側面だということであり、それが提供する「全世界へのつながり」の可能性は調査対象となったほぼ全員にとって刺激的なものである。92%はオンラインに存在する危険を多少意識しながら、この空間を利用することが可能だと感じている:インターネットには危険があるかもしれないが、危険な場所ではない。それはまた、現在の都市環境における制約的で制限的な社会的価値観に対して、若者たちが意義ある挑戦を行うことを可能にしている。

重要なことに、権利に基づくアプローチは現在のIT政策から完全に欠けており、利用者の声とその作用、生の現実が欠けている。安全性は非常に特異な含意を帯びており、「インド国家」という考えのみに関係し、個人のプライバシーとは相容れないと見られている;プライバシーがもたらしうる他の面への認識はほとんど無く、それは年齢や階級、ジェンダーによって異なるかもしれず、個人の安全性を必ずしも脅かすとは限らない。

結局、修正されたIT法とインターネット政策の方向性は、利用者が直面している現実の安全性の傾向を認識するというよりはむしろ想像上の切迫した道徳的な違反とパニックを増強するのに使われるものであるように見える。私たちがここで提示した研究は、政策の視線を外へと転換させ、インターネットが若者に対してもっている刺激的で重要な可能性だけでなく懸念の両方へとその視線の先を向かわせようとする試みである。

Manjima Bhattacharjyaはムンバイを拠点とした社会学者である。Maya Ganeshはインドのボンベイに拠点をおいた独立の研究者であり作家である。ジェンダーと、メディアと文化、セクシュアリティと権利を研究している。ManjimaとMayaはAPCのERoTicsプロジェクトのインドでの協力者である。

脚注

(i)18歳から24歳の人を意味する。

(ii)インド市場調査局とインドインターネット・携帯電話協会の報告書(2008)から。これは活発なインターネット利用者の(調査の前月に少なくとも一度インターネットを利用したことがある)人々およびインターネット利用者と「主張した」人々、すなわちインターネットを少なくとも一度は利用したことがある人々を含む。http://www.iamai.in

(iii)この6ヶ月間、EROTICSインド研究プロジェクトは、インドでインターネットの利用者数が最も多い----324万人が利用している----都市であるムンバイで通常のインターネット利用者に対して行われてきた。女性(大部分は18歳から25歳の若い女性)の標本集団への深層面接と、120人の大学に通っている女性と30人の男性(対照実験として)への調査を通して、この研究は、女性がインターネットで行なっていることやオンラインの害に対する認識、インターネットがコミュニケーションや性的権利にどのような影響を与えているか、インターネットの規制の際にどのような影響を受けるかについて調査する。この記事で私たちは調査から得られた18歳から25歳の女性の話とムンバイ中に住む標本集団へのインタビューを取り上げており、彼女たちは大学へ通っているか働いているかのいずれかである;日常的にインターネットを利用し、一日に少なくとも2時間はオンラインに接続し;ソーシャル・ネットワーキング・サイト(SNS)の主にOrkutとFacebookにプロフィールを持っている。

(iv)私たちが研究のために深層面接を行ったムンバイの若い女性の話からの引用。

(v)大部分は学生であるムンバイの150人の若者(120人の女性と30人の男性)についての調査は、Mira Desai博士の指導の下でムンバイのSNDT Women’s UniversityのDepartment of Post Graduate Studies and Research in Home Scienceの助けを借りて実施された。筆者らは本研究への貢献に対して当部局とDesai博士に感謝を述べたい。

(vi)素性を守るため回答者の名前はすべて変えている。

(vii)オンラインでの女性に対する暴力についてのより詳しい情報は、概ねhttp://www.genderit.orgを参照のこと。

(viii)例えば、女性が受けた暴力を、見知らぬ人からのものと親密なパートナーや家族の一員からのものとの間で異なる評価を与え、区別するような包括的な性的暴行に関する法律はインドにはない。法律の条文には、夫婦間レイプへの言及もなければ、家族の子供の性的虐待(あるいは一般的な「レイプ」概念を除いたあらゆる形の児童性的虐待)についての言及もない。

(ix)情報技術法セクション66Fの下では:意図的もしくは故意に認可なくコンピュータ資源に侵入あるいはアクセスするもの、または認可を超えたアクセスをするもの、およびそのような行為によって国や外交関係の安全性の理由から機密となっている情報やデータ、コンピュータデータベースへのアクセスを得るもの、あるいはそのような情報やデータ、コンピュータデータベースの入手によってインドの主権と完全性の利益または国の安全、外国との友好関係、社会秩序、礼儀や道徳を害すもしくは害し得るために使われる可能性がある、あるいは法廷侮辱に関しては、犯罪に対してあるいは外国や個人の集団、その他の利益に対して名誉棄損や扇動を行うために使われる可能性があると考える根拠のあるいずれの制限された情報やデータ、コンピュータデータベースへのアクセスを得るものは誰であれ、サイバーテロリズムの罪を犯している。http://www.cis-india.org/advocacy/igov/blog/primer-it-actより入手。

(x)Savita Bhabhiの漫画へのアクセスはhttp://www.kirtu.comを参照。Savita Bhabhiは架空の人物であり、ポルノ漫画シリーズの名前のもととなった主人公である。Savita Bhabhi(「bhabhi」はヒンディー語で義理の姉妹を意味する)という登場人物は伝統的なインドの主婦であり、様々な男性との淫らな情事が詳細な絵で連載されている。インドからこのサイトへのアクセスは2009年6月にインド政府により遮断され、それは表向きは伝統的なインドの妻らしさを望ましくない形で描いたためとされる。しかしながら、インドでアクセス可能な他のインターネットポルノサイトは政府によって遮断されていない。

(xi)IT法とその修正は2008年12月国会に提出され、通過し、2009年2月5日に成立した。現在、情報技術(修正)法2008として知られている。「通知」の手続きは2009年10月に行われた。同法の現行版は以下の細目を含む:電子およびデジタル署名の使用、電子政府問題、電子記録の保管;次のようなサイバー犯罪:サイバー・テロリズム;詐称;プライバシーの侵害;個人情報の盗難と嫌がらせ、迷惑;猥褻あるいは性表現情報(sec 67)の送信、子どもに関する性表現情報(sections 67B)を含む;インド政府内務省とセキュリティ部局、警察当局による執行に制限された電子情報とコンテンツの解読(sec 69);国家安全保障および国の防衛、他の国との友好関係、社会秩序、その他の裁判権内にある犯罪の防衛を危うくする電子情報へのパブリック・アクセスの遮断(Sec 69A);サイバー・セキュリティ違反およびサイバー・セキュリティに関連したその他の犯罪を予測し、防ぎ、識別するためのサイバー・トラフィックおよびデータの監視と収集に係る規則(sec 69B)。

(xii)国家安全保障の名目での市民の自由の侵害にその修正が使われるのではないかという懸念の中、その法律は国会を通過した。とりわけセクション69は、中央政府/州政府/その認可を受けた機関に対して、インドの主権や完全性の利益もしくはインドの防衛、国の安全性、外国との友好関係、社会秩序のために、あるいは裁判権内にある犯罪行為の扇動を防ぐため、またはいずれかの犯罪を調査するために、そうすることが必要あるいは得策である場合、いずれのコンピュータ資源において作り出され、送信され、受信され、蓄積されたいかなる情報であれ、傍受し、監視し、解読する権限を与えている。

(xiii)http://timesofindia.indiatimes.com/india/Urgent-need-to-ban-porn-websites-Chief-Justice-of-India/articleshow/5520211.cms、2010年2月1日アクセス。

(xiv)インドインターネット・携帯電話協会(2006)を参照。IAMAI’s Report 2006:オンラインでの女性の様々な活動。http://www.iamai.in/、2010年1月26日アクセス。

参考文献:

Mabel Bianco and Andrea Marino( 2008). EROTICS:セクシュアリティとインターネットに関する探索的調査:政策レビュー。進歩的コミュニケーション協会----女性のネットワーキング・サポート・プログラム(APC WNSP)。http://genderit.org、2009年4月30日アクセス。

Nishant Shah and Sunil Abraham(2009) デジタルネイティブが原因? 知識調査とフレームワーク。HIVOSナレッジ・シリーズ。http://www.cis-india.org/、2009年12月13日アクセス。

インドインターネット・携帯電話協会(2006)。IAMAI’s Report 2006:オンラインでの女性の様々な活動。http://www.iamai.in/、2010年1月26日アクセス。

インド情報通信監査局(2009)。インド通信サービス評価指標、2009年4月-6月。インド情報通信監査局、ニューデリー。www.trai.gov.in、2010年1月15日最終アクセス。

原文:http://www.genderit.org/en/index.shtml?w=a&x=96458
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