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AppImage - Wikipedia
https://en.wikipedia.org/wiki/AppImage
Hnoss Hnoss     最終更新:2017-04-22 19:02:03    PDF


 AppImageはLinuxにおけるポータブルソフトウェアの配布形式で、アプリケーションのインストールの際にスーパーユーザーを必要としないことが特徴だ。 [1]
 Linuxはディストリビューションによって使用可能なバイナリが異なるものだが、それを気にすることなくアプリケーションを展開できる環境を、アプリ開発者に提供することを目指している。

 また、このようにアプリ・パッケージを配布することを「アップストリーム・パッケージング」という。

 このソフトはたびたび改名をしており、2004年初版時点では「klik」、2011年には「PortableLinuxApps」、そして2013年に「AppImage」と名乗ったが、開発そのものは2004年から続けられている。

[開発者]

Simon Peter

[初版]

2004年 13年前

[最新安定版]

2016年9月11日 

[開発の状態]

活動中

[使用言語]

C

[対応OS]

Linux

[ソフトの種類]

ソフトウェアダウンロードシステム / パッケージフォーマット

[ライセンス]

MIT License

[公式サイト]

appimage .org


目次

1. 説明 1.1 開発目的 1.2 プロパティ 2. 来歴 2.1 klik時代 2.2 PortableLinuxApps時代 2.3 AppImage改名以降 3. 対応プログラム 4. 関連項目 5. 参考資料 6. 外部リンク

1. 説明

1.1 開発目的

 AppImageはどんなLinuxシステムでも、バイナリの互換性に関係なく、アプリケーションも使用できる環境を構築することを目的として開発された。
 Linuxシステムからは、インストールと認識されない方法をとっていることによって、root権限が要求されない。
 これを使って導入したソフトウェアは持ち運びが可能で、どんなOSでも使用できる。 [3]
 

1.2 プロパティ

 AppImageは、従来のLinuxにおけるインストールとは異なる方法でソフトを導入する。
 従来のLinuxはソフトをインストールした際に、ファイルシステム内部にアプリ専用の場所を与え、そこに大量のファイルを展開する。
 しかし、AppImage(klik,portablelinuxapps)の場合、ファイルシステム内に圧縮イメージファイルを展開させ、アプリケーションを動作させるときに圧縮ファイルをマウントしている。

 なので、1つのアプリケーションにつき、ファイルは1つである。
 そのファイルの中には、アプリケーションのライブラリが格納されており、それでベースシステムの差を埋めている。ファイル(ISO 9660)はzisofs圧縮により、最小限のディレクトリ(Application directory)とランタイムでソフトを動かすことができる。 [1] AppImageアプリケーションは、ライブCDに収まる程度のサイズになる。

 AppImageアプリケーションは、通常のインストールより手間がかからないことを特色としている。そのソフト以外に関連ソフトをインストールする必要がなく、オペレーションシステムに手を加えたり、ユーザー環境を変更する必要がない。
 ファイルはほとんどのLinuxディストリビューションで使用できる。 
 AppImageアプリケーションは、実行ファイルを起動させるだけで使用可能だ。

2. 来歴

2.1 klik時代

画像 klikでアプリケーションをインストールする

 AppImageの前々身である、klikは2004年にSimon Peterによって開発された。 [4]クライアント側のライセンスはGPL 。
 
 使用方法は以下の通り。
 利用者はブラウザに、先頭に「klik://」と入力してから、インストールしたいソフトウェアのURLを入力する。
 すると、klikを介して.cmg ファイルがダウンロードされる。
 このファイルは通称「レシピ」ファイルと呼ばれた。これが様々なプラットフォームで動作するアプリケーションになる。

 klikは8つのプログラムから構成される。ちょうどこれは、Linuxカーネルが一度に扱える圧縮ファイルの最大数になっている。

 ファイルはプログラムが立ち上げられるたびにマウントされる。
 アンインストールは簡単で、.cmgファイルを削除するだけである。

 klik2ではFUSE カーネルモジュールにも対応する予定であったが、開発そのものが中断し、実現には至らなかった。 [5] klikプロジェクトは2011年ごろに休眠状態に入り、現在ホームページにアクセスしづらい状態になっている。[6]

2.2 PortableLinuxApps時代

 Simon Peterは次なるプロジェクトを開始した。それが「PortableLinuxApps」だが、作っているソフトはほとんど同じである。 [2]ソフトの制作、配布は、「portablelinuxgames.org」というレポジトリで行われた。このレポジトリは他にもたくさんのオープンソース・ゲームを提供していた。[7]

2.3 AppImage改名以降

 2013年、「portableLinuxApps」は再び改名し、現在の「AppImage」になった。この時にライセンスがMIT licenseに変更になった。ソフトはAppImageフォーマットとして処理され、AppImageKitを介して実行される。
 GitHubレポジトリでは最新版が手に入る。

3.関連プログラム

・2007年版KlikからAlexander Larssonが思いついたglickプロジェクトは、2016年にリリースされたFlatpakの前身である。

リーナス・トーバルズは、潜水記録アプリケーションSubsurfaceに2015年からAppImageを採用している。これによりSubsurfaceは持ち運び可能な、ディストロを選ばないソフトになった。
[10] [11] [12]

MuseScoreは2016年4月からAppImageを採用している。

Krita(デジタル描画フリーソフトウェア)は2016年5月にリリースしたバージョン3.0からAppImageを採用している。

DigiKam(オープンソース画像管理ソフトウェア)は2016年11月にリリースしたバージョン 5.3.0からAppImageを採用している。

・Network WorldのBryan Lundukeは2017年3月31日に、OpenshotのLinuxディストロ間の食い違いを是正するためにAppImageを採用することを発表した。 [16]

4. 関連項目

Portable application creators
Autopackage Snappy (パッケージマネージャー)
Flatpak
Zero Install, これと同じようなプロジェクト
ROXAppDirsディレクトリをアプリケーションバンドルとして使っている.


5. 参考資料

^ Mobily, Tony (2006-04-07). "Free Software Magazine interview with Simon Peter". Free Software Magazine. ^ a b Peter, Simon (2010). "AppImageKit Documentation 1.0" (pdf). PortableLinuxApps.org. pp. 2–3 . Retrieved 2011-07-29. The AppImage format has been created with specific objectives in mind: Be Simple [...], Maintain binary compatibility [...], Be distribution-agnostic [...], Remove the need for installation [...], Allow to put apps anywhere [...], Do not require recompilation [...], Keep base operating system untouched [...], Do not require root [...] ^ AppImage: Linux apps that run anywhere on youtube.com by Peter Simon (June 2016) ^ "Slashdot - Point-and-klik Linux Software Installation?". slashdot.com. ^ Screen capture video of Klik2 on video.google.com (archived) ^ "klik - Linux Software Download". ^ "Portable Games for Linux". ^ "AppImageKit". github.com. ^ Experiments with run-timeless app bundles by Alex Larsson (2007) ^ Linus Torvalds (2014-08-29). "Q&A with Linus Torvalds" (video). DebConf 2014 Portland. debian.net. 6:28 . Retrieved 2016-05-14. I have seen this first hand with the other project I'm involved with, which is my dive log app. We make binaries for Windows and OSX, we basically don't make binaries for Linux. Why? Because making binaries for Linux desktop applications is a major fucking pain in the ass. CS1 maint: Uses authors parameter ( link) ^ Torvalds, Linus. "This is just very cool.". Google+. I finally got around to play with the "AppImage" version of +Subsurface, and it really does seem to "just work". ^ Hohndel, Dirk (2015-11-25). "This is just very cool.". Google+. I, as the app maintainer, don't want my app bundled in a distribution anymore. Way to much pain for absolutely zero gain. Whenever I get a bug report my first question is "oh, which version of which distribution? which version of which library? What set of insane patches were applied to those libraries?". No, Windows and Mac get this right. I control the libraries my app runs against. [...] With an AppImage I can give them just that. Something that runs on their computer. ^ Weiss, Isaac. "MuseScore 2.0.3 is released". MuseScore.org. MuseScore . Retrieved 2016-04-05. ^ "Krita 3.0 Released". Krita.org. Krita. 2016-05-31. ^ "digiKam 5.3.0 is published". www.digikam.org . Retrieved 2016-12-30. ^ Bryan Lunduke (Mar 31, 2017). "Linux video editor OpenShot 2.3 impresses: New tools, fast performance". Network World . Retrieved 2017-04-02. Interestingly, OpenShot is distributed via appimage. That means they provide a single binary that can be run on just about any modern Linux distribution. I personally tested this out on openSUSE Tumbleweed with great success—but it should run just as easily on Debian, Fedora or others. I love this approach to distributing software directly from the developers.

6. 外部リンク

公式サイト
AppImages に対応しているソフトウェア
・portablelinuxapps.org project page on SourceForge (accessed August 2, 2011)
・klik.atekon.de Official klik site (archived) klik client repository page at Google Code

原文:https://en.wikipedia.org/wiki/AppImage
Creative Commons License
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バージョン 比較対象 更新日時 更新者
1(最新) 2017-04-22 19:02:00 Hnoss
2 2017-04-22 19:01:13 Hnoss
3 2017-04-22 14:59:46 Hnoss
4 2017-04-22 14:52:19 Hnoss
5 2017-04-21 23:45:05 Hnoss
6 2017-04-21 23:44:01 Hnoss
7 2017-04-21 23:40:46 Hnoss
8 2017-04-21 23:40:36 Hnoss
9 2017-04-21 23:40:03 Hnoss
10 2017-04-21 23:39:00 Hnoss

    
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